IIR

  1. はじめに:
    IIR(Isobutylene-Isoprene Rubber、ブチルゴム)は、重合触媒を充填したイソブチレンと少量のイソプレン(イソプレン)混合液との二重結合を生じ、反応調整剤を-100°Cの極低温反応槽に充填し、連続的に重合して製造した。
  2. 特徴:
    IIRには以下の長所と短所があります

    利点: 短所:
    1)各種ガスの通気性は極めて小さい 1)加工性が悪い
    2)熱、日光、オゾンに対する耐性が高い 2)他のジエン系ゴムとの相溶性が小さく、配合性に劣る
    3)通常の酸、アルカリ、NR、SBRよりも優れています 3)金属や他のゴムとの接着性が悪い
    4)電気絶縁性、耐コロナ性に優れています
    5)反発性が小さく、衝撃吸収性が大きい
  3. 分類 :
    IIRは、不飽和度(イソプラネ量)、分子量(モニー粘度)、安定剤の種類によって分類される。 従来のIIRに加えて、以下のハロゲン化ブチルゴムが挙げられる
    1)臭素化ブチルゴム:ブチルゴムの鎖状分子が部分的に臭素を導入する変性する. 硫黄の急速な増加は、NR、SBRなどを混合することができ、金属または他のポリマーへの良好な接着性を提供します
    2)塩化ブチルゴム:塩素導入後、硫黄化が速く、他のゴムとの相溶性が良好で、硫黄化が可能で、塩化ブチルゴムの耐熱性に優れ、耐オゾン性やその他の特性も通常のブチルゴムと同様に優れています
  4. 使用方法:
    IIRは、良好な気密性と優れた絶縁性に基づいて、チューブ、水中ケーブル、スロットライニング、建築シール、自動車部品などの用途で広く使用されています。
  5. メーカー:
    台湾には現在、IIRを生産するメーカーがなく、必要な原材料はすべて輸入に依存しています

    ベンダー名

    ブランド名

    アメリカのExxon ESSO BUTYL 268, CHLOROBUTYL 1066, BROMOBUTYL 2211…
    ポリサール,カナダ BUTYL 301, 402, XL10000……
    日本 JSR BUTYL 065, 268, 365…
    ソビエト 連邦*(1) BK-1675N, BK-2055….

    * (1) ソ連には IIR を製造するメーカーが多数あり、代表的なメーカーは Nizhnekamskneftechin, Togliattisyntezkauchuk です。

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